音楽サブスク問題

何ヶ月か前、音楽家の発言がWeb上で話題になっていました。

ある有名音楽家AがTwitter上で次の様な発言をしました。

『サブスクという仕組みを作った人は地獄に堕ちればいい』

という内容のものでした。

更にこの続きがありまして、

更にAは、

『と言っても、CDプレイヤーとかは既に若者は所持していない時代で、どうすれって言うねん?』

という事でした。

サブスクとはサブスクリプションのミュージックサービスのことを指します。

大手ではApple、Google、Amazonが事業を行なっています。

問題は、サブスクリプションで使用される報酬が、音楽家に支払われる割合が小さすぎて事業が成り立たないという内容でした。

その経過を見ていた仲間のミュージシャンBが援護を行なった。

援護の内容は、『将来はもっと良いシステムができればいい』という希望の発言であった。

その後、マスコミのインタビューでは、大手レコード会社の経営者Cが前出のミュージシャンを批判するという出来事がありました。

Cの批判の内容は『そんなことを言っているよりも、売れる曲を作れと』という内容でした。

内容をみると、

一連の内容を見ていて、第三者の私の目には、次の様に感じました。

そして音楽界は良くはならないだろうということです。

なぜなら、自らが属する音楽業界の収益問題について、批判はあるが改善しようとする意志がない事、行動を行おうとしていないこと。

販売を行うプロモーション会社が、自らのステイクホルダーであるミュージシャン達に向かい、

『売れるものを作れと』見下す発言を行なっていること。

組織のトップが現状の体制に浸かり、問題を構造から改善しようとしていない事がその原因です。

ここからは音楽サブスクについての私見です。

私の考えでは、サブスクはレコードやCDよりも収益が上がると考えています。

レコード、CD、MP3の無制限視聴のシステムは、レンタルや再販売ができる仕組みになっていて、一度販売したものの複製や転売が当たり前になってしまっています。

しかも、往年のミュージッシャンの人気楽曲などはCDが市場に散乱しているため、現在のサブスク販売の価値をも下げてしまっています。

ミュージッシャンとして、将来継続的に得られる利益を一時的販売という手法で失ってしまっているのです。

だから、現在行なっているCDや視聴無制限な楽曲販売と、サブスクは一緒に行うべきではないのです。

サブスクならば最初に利益は少なくてもサブスクのみで行うべきなのです。

当然楽曲の魅力は重要です。

何十年聞いても価値が変わらない楽曲であればミュージシャンの勝ちです。

レコード会社の利益もあるでしょうが、強いのはミュージシャンになるでしょう。

但し、主導権をミュージッシャンが取ろうと意志があることが最も重要な要素です。

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