政策脱炭素誘導〜課税方式と補助金方式〜

スウェーデンのEV率が非常に高くなっているそうです。

(EV:エレクトリック・ビーグル、HV:ハイブリッド)

CO2を出すガソリン車やディーゼル車に対する課税が効いているとのこと。

おやおやっと思うのは日本人。

なぜなら、私たちの国ではEVやHVに補助金が出るが、ガソリン車やディーゼル車に炭素の課税をかけることは行っていません。

政策として、スウェーデンは課税方式、日本は補助金方式と言えるでしょう。

どちらも目的は脱炭素です。

どちらの方式が優れているかというと、アウトカムが示す通りスウェーデンの課税方式ということになりそうです。

補助金方式は手続きが面倒ということがあり、また、供給者の競争原理が働きが鈍い様に感じられます。

例えば、自動車のEVに補助金をつけるとなるとメーカーは補助金を見込んで価格を下げようとしません。

軽自動車が良い例です。

税金が安く、メリットがあるので高価な軽自動車が多くなりました。

また、他の例もあります。

ペレットストーブには自治体から高い率の補助金が出るので、ストーブの販売価格はかなり高く設定されています。

結果として補助金方式にすると安価な海外の製品に取られてしまうのです。

日本は政策の行いかたもそろそろ研究した方が良いかもしれません。

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