9月20日においても米不足は続いている。
といっても、一時よりはマシで小売店に並んでいるのを時々見かける。
一人一袋との断りのポップがある。
値段は販売店によって異なる。
5kgで4,100円から4,400円くらいだ。
平素の価格は1,600円から1,800円くらいだから倍以上で販売しているということである。
店頭で見かけるということは、消費者に落ち着きが出てきたということだと思う。
あるいは、在庫があるのだろう。
米には同じ銘柄でも価格が二つある。
新米と古米だ。
当然古米は安く売られている。
新米が出る時期になると既存の米は古米になる。
今年は流通またはユーザーの買いだめが進み、古米が市場にないという状態だが、新米が出たら流通段階にある米は古米になる。
ユーザーもある程度在庫を持っているとしたら、米市場は在庫がダブつく。
米は他の生鮮食品と違って保存がきくが、保存するとなるとコストがかさむ。
在庫を持っている流通は新米と並行して販売しなければならなくなるだろう。
そうすると価格は相当落ちるのではないか。
ニュースによると、流通関係者は年明けには通常価格の1割増しくらいで流通すると予想している様だ。
ダブついた流通があるのに1割増しの金額がつけられるだろうか?