Sustainablityについて、最近の大きな動きは脱炭素でしょう。
脱炭素は地球温暖化を阻止するために、その原因となる温室効果ガスの発生を減らすことを目標とされています。
温室効果ガスには、水蒸気、メタンガス、CO2が主たるものとなっています。
中でも人間社会の経済活動に関係して発生するCO2を減らそうという考え方が脱炭素の起源にあります。
CO2は主に燃焼から発生します。産業革命以後、私たちはエネルギーを得るために燃焼によってCO2を発生させ続けているという事実があるからです。
(コロナ禍のこの2年ほどは経済停滞に伴いCO2排出量は減っているというデータはありますが、産業構造の変化がない限り経済が立ち直ることによりCO2の排出量は増加することは確実です。)
温室効果ガスの主たるものは、水蒸気、メタンガス、二酸化炭素、フロンです。
こららの温室効果ガスはまったくないのが理想というわけではありません。
地球の平均気温は14℃となっていますが、温室効果ガスがまったくない環境ならばマイナス19℃くらいになるのではないかという計算があります。
水蒸気は太陽光による直接・間接の蒸発がその殆どで、気化蒸発 → 降雨降雪 → 地下浸透 → 河川流出 → 海洋流入という地球環境を循環する働きの中で、再び気温を下げる役割も果たしています。
また、その過程で自然や生物環境に豊かさをどどけているのです。
このような役割する水蒸気は温室効果ガスではありますが、気温維持、循環の役割の中で必要であることは否めませんし、温暖化の原因ではないと言われています。
二酸化炭素を減らすためには、燃焼を食い止めることが必要です。自然エネルギーの利用や過渡的な原子量発電などが有望と考えられています。