省エネルギーが叫ばれることが多いこの時代です。
将来、自然エネルギーが普及し、自然エネルギーから獲得できる量が飽和したらエネルギーを浪費できるのだろうか?
無尽蔵に得られる太陽光なり風力発電なり、有り余るのならば湯水のように使っても良いと考えるのは倫理に叶うのか。
人類が使用してもそのエネルギーは熱となり宇宙に放射されるのであります。
こんなことを考えるのは、空飛ぶ車の案に疑問を感じるからなのです。
空飛ぶ車のデザインは一般的な4個のモーターを備えるクワドコプターの形をしたものが主流案になっています。
しかし、このクワドコプターには大きな問題があります。
一つは重力に抗する浮遊力を得るために大電流のモーターを回し続けなければなりません。
一つは四つのモーターのうち一つでも故障すると墜落してしまうのです。
大容量エネルギーを消費し、安全性のリスクが大きいということです。
これらの問題を加味した上でもクワドコプターでの空飛ぶタクシー、空飛ぶ車は必要なのでしょうか?